土地の贈与税の計算方法
相続税の生前対策として、生前贈与を検討されている方も多いのではないかと思います。その中で特に大きな財産「不動産」、その中でも「土地」の評価額や贈与税の計算はどのように行えば良いのでしょうか。土地の贈与税の計算は、次のようなステップで行っていくことが必要になります。
〇評価額の計算方法を比較する
土地の評価額は、一般的には相続税評価額を用います。相続税評価額は路線価方式、倍率方式のいずれかの方法を用いて計算していくことになりますが、どの方法で評価額を計算していくのか、路線価はあるのかどうかということをまずは調べましょう。
〇暦年課税か相続時精算課税制度か
暦年課税は毎年110万円の非課税枠が設定されており、その課税方法を活用するのか相続時精算課税制度を用いて2,500万円までの非課税枠(年間110万円の基礎控除)を活用するかを決定しましょう。非課税枠がどのくらいあるかを把握し、課税評価額を計算していきます。
〇税率をかける
最後に課税評価額に対して税率をかけていきます。贈与税の税率には一般的な税率と特例税率といい、18歳以上の直系卑属に対して行われる相続に適用される税率があります。課税評価額に対する税率、そして一般税率か特例税率かを明確にして税率をかけて贈与税を確定させましょう。
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