贈与税の申告漏れ|無申告加算税などのペナルティについて解説 / 新宿相続サポートセンター|相続税の専門税理士【16.5万円~】

新宿相続サポートセンター|相続税の専門税理士【16.5万円~】 > 贈与税 > 贈与税の申告漏れ|無申告加算税などのペナルティについて解説

贈与税の申告漏れ|無申告加算税などのペナルティについて解説

日本で暮らし、事業を営んでいる以上、税金の問題から逃げることはできません。

さまざまな税制度が日本には存在しますが、特に、一生にそう何度も発生することのない贈与に関する税金である贈与税については、その申告期限や申告漏れが起きた際のペナルティや対応方法について詳しく知っていらっしゃる方は少ないでしょう。

贈与税は普段はあまりなじみがないので詳しく知らなくても特に支障はありませんが、予め贈与税の全体像を把握しておけば、いざその機会がやってきた際に役にたちます。

ここでは贈与税について、その申告期限や申告漏れが発生した際の対応方法についてみていきましょう。

贈与税とは

贈与税は、生前に財産を贈与することで相続税の支払いから逃れることを防止するという意味合いがあります。

具体的には「相続時精算課税制度」と「暦年課税」の二つが存在します。

 

〇相続時精算課税制度

「相続時精算課税制度」とは、贈与された財産の累計金額が2,500万円を超過するまでは贈与税が発生しない制度です(2024年から年間110万円の基礎控除)。

超過した部分に対しては、一律20%の贈与税が発生します。

適用を受けるための条件としては、60歳以上の父母や祖父母(贈与者)から、18歳以上の子や孫(受贈者)に対して財産を贈与したケースです。

なお、贈与を受けた年の翌年315日までに書類を提出する必要があります。

 

〇暦年課税

「暦年課税」は、贈与財産の評価額から基礎控除金額である110万円を控除し、その控除後の金額に対して課税する方法です。

例えば、6月に祖父から70万円の現金を贈与された場合を考えてみましょう。

この場合、贈与された70万円は基礎控除額である110万円を下回っていますので、相続税は発生しません。

贈与税の申告漏れ

贈与税を申告期限までに申告できなかった場合や、申告内容に誤りがあった場合、故意に申告を行わなかったケースではどのようなことが起きるのでしょうか。

このような場合、加算税と延滞税のペナルティが発生します。

具体的には以下のようなペナルティが発生する可能性があります。

 

〇無申告加算税

期限までに申告をせず、期限後に納税をしたケースに課せられます。

 

〇過少申告加算税

最初に申告した税額に誤りがあり、期限後に追加で納税をしたケースに課せられます。

 

〇重加算税

故意に財産を隠した場合など悪意があるケースにおいて課せられます。

 

〇延滞税

納付期限の翌日から、実際に納付を完了した日までの日数に応じて課税される遅延利息になります。

贈与に関するご相談は川合公認会計士・税理士事務所にご相談ください

贈与税は申告が遅れると故意かそうでないかにかかわらずペナルティが発生します。

贈与を受けた際は、贈与税が発生するのかをまずしっかりと確認することをお勧めします。

当事務所では、贈与に関する支援経験が豊富な公認会計士、税理士が在籍しております。

贈与についてお悩みの皆様は、お気軽にお問い合わせください。

新宿相続サポートセンターが提供する基礎知識

  • 不動産を生前贈与するメリ...

    人が亡くなったとき、亡くなった方(被相続人)の財産や借金は親族(相続人)に承継されます(民法882条、896条)。そして...

  • 相続税の期限

    相続税の申告、納付の期限は相続があったことを知った翌日から10か月以内という規定があります。10か月の間に、「財産目録の...

  • 相続税の障害者控除とは?...

    相続というのは、多くの人にとっては一生に数回あるかないかの非日常的なできごとです。一般的に相続というと、莫大な相続税が発...

  • 事業承継税制とはどんな制...

    事業承継税制とは、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」(円滑化法)に則り都道府県知事認定を受けている非上場...

  • 相続税の債務控除とは?利...

    相続税を計算した結果、想定以上に相続税額が多額になる、ということ自体は相続においてはよくあることです。相続税の債務控除は...

  • 相続税の配偶者控除とは

    ■相続税とは相続税は、相続が発生した際に、相続人が承継した遺産の総額が一定額以上になると課されます。具体的には、遺産の総...

  • 相続税の税務調査を徹底解...

    相続税の申告が終わると、相続税の申告に誤りがないかを確認するために税務署から税務調査が入る可能性があります。税務調査には...

  • 相続時精算課税制度とは

    相続時精算課税制度とは、原則60歳以上の父母又は祖父母から、18歳以上の子又は孫に対し、財産を贈与(民法549条)した場...

  • 相続税対策を税理士に相談...

    相続税はご自身で申告書を記入して提出することも可能です。しかし、相続税に関することは専門家である税理士に依頼することで確...

  • 従業員への事業承継

    従業員への事業承継についてのメリットや注意点について見ていきます。 従業員を後継者とするメリットは以下のような...

よく検索されるキーワード

税理士紹介

川合税理士の写真
代表税理士
川合 拓(かわい たく)
ご挨拶

相続は自分には関係ないと考えてる方も多くいますが、誰もが一度は経験するものです。

その際に何をすれば良いかわからないと悩まれる方がほとんどです。困ったときに頼りになる税理士として皆様が抱える相続の悩みを解決いたします。

税理士以外にも公認会計士、中小企業診断士、宅地建物取引士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格を有する“相続のスペシャリスト”が皆様が抱える相続の悩みを解決いたします。

  • 所属団体
    • 東京税理士会新宿支部
    • 日本公認会計士協会東京会
    • 新宿法人会
    学歴
    • 一橋大学商学部経営学科卒業
     
  • 資格
    • 公認会計士・税理士
    • 中小企業診断士
    • 宅地建物取引士
    • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
    • 日本証券アナリスト協会検定会員
    • 英検1級
    ※公認会計士(旧2次試験)は大学3年在学中に合格
執筆・セミナー
  • 「月刊税理」(ぎょうせい):執筆
  • 「エステート・プランニングのすすめ」(近代セールス社):執筆協力
  • 新宿区:税務相談
  • 新宿法人会:相続税講座講師
  • 東京商工会議所新宿支部:税務相談
  • ソニー生命、日本証券アナリスト協会:セミナー講師
  • 三井不動産リアルティ、積水ハウス:個別相談担当

新宿相続サポートセンター特徴

として質の高いサービスを提供します。

方針と特徴

税理士にも専門分野や得意分野があり、相続を専門に扱う税理士はとても少ないのが現状です。

新宿相続サポートセンターは、相続税専門の税理士事務所として、相続税申告相続対策事業承継贈与税申告ライフプランニングなどのご相談に力を入れています。


担当する税理士は、税理士・公認会計士の資格に加え、中小企業診断士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格も有しており、上場・非上場企業のオーナー様、不動産オーナー様の、相続対策、事業承継対策、相続税の申告手続きなども多数経験しています。

明瞭な報酬体系

ご依頼いただきやすい明瞭な報酬体系(税込165,000円~)で行っています。


土地、非上場株式、相続人数、遺産分割協議書の作成による追加報酬はありません(書面添付は+税込55,000円)。

他士業との連携

他士業と連携したサポートや、相続争いを回避する、家族信託、遺言などのご提案も可能です。

プライバシーを遵守した完全個室の会議室、休日・夜間も相談可能(要予約)など、初めての方でも相談しやすい環境を整えておりますので、どうぞ安心してご相談下さい。

新宿相続サポートセンター概要

事務所名 新宿相続サポートセンター(運営:川合公認会計士・税理士事務所)
代表者 川合 拓
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-2-6 西新宿K-1ビル3階
電話番号 TEL:050-7121-0516
対応時間 平日 9:00 -18:00 ※事前予約で時間外も対応可能です
定休日 土・日・祝日 ※事前予約で時間外も対応可能です
アクセス

新宿駅西口を出て、小滝橋通りを直進。

1階にファミリーマートがあるビルの3階が受付です。


  • JR新宿駅西口より徒歩6分
  • 小田急線新宿駅西口出口より徒歩7分
  • 西武新宿駅から徒歩4分
  • 都営大江戸線新宿西口駅D5から徒歩2分
  • 地下鉄丸ノ内線新宿駅から徒歩5分

ページトップへ